新聞

朝日新聞は友人が仕事をしているので読んでいる。ロックフェラーの記事は読んだが気づかなかったが、切り込みが浅くて、表層的というか、表面をなでるだけの記事だったとわかった。「日本を守るのに右も左もない」というブログを読んでそう思った。


…つまり、ロックフェラーの本丸エクソン社の最高責任者の権限を削減することをディビッドの娘が提起し、他の一族もそれに追随し、株主も4割が賛成したということである。


石油はロックフェラーの命綱である。それに反する地球温暖化対策はロスチャイルドの敷いた路線であり、ディビッド・ロックフェラーの石油戦略に対する造反である。ジェイ・ロックフェラーがロスチャイルドと組んで、ディビッド・ロックフェラーに反旗を翻している話は有名だが、ディビッドの娘のネバまでが造反し、他の一族もそれに追随し始めたのではないか。


実は、ロックフェラー一族は既に半数近くが環境派ロスチャイルドに切り崩されており、内情はガタガタなのではなかろうか。実際、地球温暖化⇒排出権市場では環境派ロスチャイルドの攻勢に圧倒されている。ロックフェラー一族内環境派の造反を、環境派が美談に仕立て上げたのが、今回の朝日の露骨な提灯記事ではなかろうか。「帝国の終焉」は近いのではないだろうか…


ジェイとデビッドが対立しているのはネット上では常識だが、新聞はなにを恐れているんだろう。しかし、これで勝敗の趨勢が決まったと観るのは早計だと思う。ちなみにこのブログ主の結論である「帝国の終焉」というのは結論としておかしい。ロスチャイルド系資本は、1913年以来のFRBの旨い仕組みを温存したいのであって、その延長で行けば、強いドル主張で行くことになる。